ホロライブ天音かなた卒業:業務負荷で心をすり減らす「ブラックな働き方」の問題
ホロライブ所属の天音かなたさんが、今年2025年の12月2日に自身の声明文や配信で、卒業の理由として主に以下の3点を挙げている。その主な要因は、業務負荷の集中による心身の疲弊とされている。
- 当初想定された領域を大きく超える業務外のタスクが何度も発生したこと。
- その結果、自身の活動が回らないほど負荷が集中する期間が続いたこと。
- 仕事の負荷による心身の状態から、活動の継続が難しいと感じるようになったこと。
この状況について数年前からホロライブ運営に相談していたものの、解決には組織全体の仕組みの見直しが必要な課題があり、健全な活動を続けることが難しいと判断し、卒業という決断に至ったと説明されている。また、卒業の理由に関して、メンバーとの不和や恋愛といった憶測を否定し、復帰やいわゆる「転生」の予定は一切ないことも明言した。
マジかよ……といった感想。
天音かなたさん(通称「かなたそ」)といえば、 ギャップと多彩な個性 「天界学園に通う天使」という可愛い見た目でありながら、握力が50kgあるというパワフルなギャップが有名で、「かなゴリ」といった愛称も持っている。
ツッコミが鋭い一面や、親しい人の前では元気ながら人が増えると静かになる人見知り(陰キャ)な面も知られている。作詞作曲、MIX、声真似など、多彩な才能を持つことでも知られている。
配信でMicrosoft PowerPointを使うことがあり、「PP天使」という愛称もある。
熱心なアイドルオタク
幼い頃からアイドルに憧れてきた筋金入りのアイドルオタクであることを公言しており、その情熱をホロライブの仲間にも向けている。
メンバーの記念ライブや企画でサポート役(「天音カメラマン」など)を務めるなど、グループのハブ的な役割を果たすことも知られていた。
また、ボケとツッコミを使い分ける歌好きの努力家といったイメージで、あえてコラボをせずに自力のトーク力を磨くといったことなどを行い、視聴者への配慮を怠らない優しい人柄の人物である。
主なホロライブメンバーとの関係性
- 4期生(同期)との絆 天音かなたさんはホロライブの4期生(ホロふぉーす)のメンバーであり、同期との関係性は非常に強い。
- 常闇トワ(とわ様):同期の中でも特に親密で、ファンからは「かなトワ」コンビとして知られている。天使と悪魔という対称的なモチーフを持ち、歌やゲームなどで数多くのコラボ配信を行ってきた。
2022年には「ORIO(オリオ)」という公式ユニットを結成し、楽曲もリリースしている。お互いの活動に対する信頼と尊重の念が強く、公私ともに大切な相方という認識が一般的だ。 - 角巻わため(わためぇ):同期として、また歌が得意なメンバー同士としても交流が深く、一緒にゲームをすることもある。
お互いに努力家である点を認め合っている印象がある。 - 姫森ルーナ(ルーナ):同期として仲が良く、かなたさんはルーナさんを溺愛するような言動を見せることもあり、面倒見の良いお姉さんのような一面を見せることがある。
- (卒業生)桐生ココ(ココ会長):デビュー当初から特に交流が多く、かつては一緒に暮らしていたこともあり、「あさココLIVEニュース」などの企画を通じても活動を支え合った盟友のような関係性だった。
かなたさんの「かなゴリ」というあだ名もココさんが名付けたものだ。
- 🐕 犬神ころねさんとの関係 犬神ころねさん(ホロライブゲーマーズ所属)とは、非常にユニークで深いつながりがある。
- 尊敬と献身: かなたさんはころねさんに対して、「天使の恩人」と呼ぶほど尊敬と強い好意を抱いており、その配信や活動を熱心にチェックしていることが知られている。
一時期、「犬神かなた」と名乗るほど、ころねさんを推していることを公言している。
その好意はときに重い(リスナーから見て)と感じられるほどだが、ころねさんはその愛情を受け止めて、適度な距離感で交流している。
去年(2024年)のホロGTAにて、相性の良さが露呈し、ころねさんのボケを拾える唯一無二のホロメンとして、さらなる活躍が期待されていた。
- ❄️ 雪花ラミィさんとの関係 雪花ラミィさん(5期生)とは、かなたさんがラミィさんの「マブダチ(親友)」と呼ぶほどの親しい関係だ。
- 公私にわたる親交: デビュー時期は異なるが、お互いに困難な時期を乗り越える中で精神的に支え合い、急速に距離が縮まったエピソードが語られている。
お互いを深く信頼し、助け合うことができる関係として知られている。
運営との「確執」に関する経緯と、構造的な問題
天音かなたさんが公表した卒業理由からは、運営との間に、業務負荷に関する認識と体制の面で大きなすれ違いがあったことが読み取れる。
かなたそは運営とは揉めていないとは公言しているが、これはポジショントークでしかなく、揉めてはいないが深い確執があることは火を見るより明らかだ。
それに、ブラック企業を退職するときなんて揉めていない場合のほうが多いだろう。関わるだけ損するんだから。
運営の体制についてはずっと言われており、新人のFlowglowのメンバーの話ではあるが、一日中仕事とレッスンをしていて、とてもじゃないがライフワークバランスなど全く取れておらず、心をすり減らすような働き方だと感じた。
大丈夫大丈夫と口では言っていても、急に糸が切れたように、スイッチがオフになる瞬間が来る。
まともな人間がブラック企業に勤めていたら多分そうなる。おれもなったことがある。
この話は、ホロライブだけにとどまる問題ではなく、日本全体の問題でもあるように感じた。
みんなやってるから、そうしないと会社が潰れてしまう、なんて言い訳、ぶったたかれて然るべきと言えるだろう。みんなで言わなきゃいけない。労働法を守らない企業はすべてブラックであると。
ちなみに、ホロメンは個人事業主だから労基法は適用されないという人もいるが、そんなことはない。
「労働者性」が認められる可能性のある要素
裁判所が「業務委託」契約であっても実質的に「労働者」であると判断する場合、主に以下の要素を重視する。天音かなたさんの状況は、特に指揮監督関係と専属性の点で問題となり得る。
- 労働者性の判断基準
- 1. 指揮監督の有無(使用従属性)【可能性がある】 業務外のタスクを拒否できず、自身の活動に支障が出るほど負荷が集中したという点は、運営側からの業務指示・拘束性が強かったことを示唆する。これは、独立した事業主というより、運営の指揮命令下にあったと見なされる要素になり得る。
- 2. 報酬の労務対償性 (情報がないため不明)報酬が成果(視聴回数やグッズ売上)だけでなく、配信頻度や運営からのタスク遂行など、労務の提供時間に対しても支払われていたかが重要になる。
- 3. 専属性の程度【非常に高い可能性】 ホロライブの所属タレントは、通常、他社での類似活動や事務所を通さない仕事の獲得が契約上厳しく制限されている(専属契約)。これは、他の仕事で生計を立てる自由がなく、収入をホロライブの活動に依存せざるを得ないため、労働者性を肯定する強い要素となる。
- 4. 設備・経費の負担(情報がないため不明)活動に必要な機材や経費をどちらが負担していたかが判断基準になる。
揉める要素しかないのだが、かなたそはそれを選ばなかった。
それは、動画内でも言っていたが、アイドルの美学というものに起因していることだろうと推測する。
この件に関しては、視聴者が一人の労働者として、一企業の不正を糾弾してやるのが、日本全体としてみて最もメリットがあるだろう。
他のブラック企業が「やべっ!」て思わせるなら、こういったところで声を上げることだ。一人で会社と戦うより勝機があると言えるだろう。
多くの人間がそういう認識をすればの話だが。
まとめ
今回の件は非常に悲しかったし悔しかった。
日本ってこういう国だよなって現実に戻された。日本人一人一人が働き方と真剣に向き合わなきゃいけない。そういうことを強く思った。
卒業となる今年の12/27まであと少し時間があるので最後まで見守り続けたいと思う。
ころさんあたりが事務所立ち上げてかなたそ辞めるのやめさせたりしてくんねぇかなぁ


